アニマルウェルフェアをリードする循環型農業

「食を通して五方良しの経営」を理念に掲げる株式会社渥美フーズ。 「働き手よし」「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」「自然よし」の心で、持続可能な社会の実現を目指し、エコサークル企業としてロハスなライフスタイルを世界に広めることを目指しています。

その一環として、2021年からは愛知県豊橋市小松原地​区で循環型農業を行う「オアシスファーム」を経営しています。このオアシスファームでは、未利用だった地域の牛舎を借り受けて、採卵用のニワトリをケージフリーの平​飼い方式でゆったりと飼育。同社のアニマルウェルフェアの基準についてもウェブサイトの方で明記されています (採卵鶏の飼育について、AWCPがご協力させていただきました)。

アニマルウェルフェアの観点から、飼育密度は1㎡あたり3羽以下で飼育しております。現在、多くの養鶏場で行われている過密飼育では、鶏1羽あたりに与えられるスペースは官製はがき2枚分弱くらいからA4用紙1枚よりも小さいスペース(370 ㎠~490 ㎠未満 /羽程度)で、飼育され鶏たちが自由に動き回ることができません。これに比べると、オアシスファームの鶏が陽光を浴びて、どのくらい自由に動けるかがご想像いただけるでしょう。

飼料には、自社店舗や取引先から生じる野菜の残り、周辺農家​の廃棄野菜などを回収して有効活用。キャベツの芯のみならず、カットフルーツ用のパイナップルの皮や芯、柑橘類の皮なども餌とし、またつつきの材料にもしています。

アニマルウェルフェアをリードするリテールとして、自社ブランドの「めぐるシリーズ」には、以下の商品があります。

  • 「めぐるたまご」: すべてオアシスファームの平飼い卵を使用。
  • 「めぐる放牧鶏」: 1羽につき10㎡/羽を確保し、日本にはない150日齢まで飼育。
  • 「渥美半島短角牛」: 北海道の十勝地方からやってきた短角牛(日本短角種)を渥美半島で放牧。

動物のためを思うだけでなく、サーキュラーエコノミーの視点で、渥美半島から地球全体の健康を考えています。実際に渥美半島を食と自然にあふれる持続可能な地域社会にするために、2035年を目標に「渥美半島エコガーデンシティ構想」を掲げ、地域全体を巻き込んだ壮大なエコ事業を構想しています。

エコサークルツアーとギャラリー

オアシスファームでは、エコサークルツアーも実施し、定期的に顧客参加型の体験型ツアーを開催しています。

また、ビオ・あつみエピスリー豊橋店では「食と農の「結びめ」を大切にしたい」と言う思いで、エコサークルギャラリーも開催しています。
問い合わせ:ビオ・あつみエピスリー豊橋店 TEL0532-69-5544

渥美フーズは、ゼロ・ウェイストに向けた様々な取り組みを実施しており、オアシスファームはその中核を担う存在です。

さらに、収穫体験、食の勉強会、料理教室などのイベントを通して、毎日の食の大切さや本物食品の有り難さを顧客と共に実感。「渥美半島をオーガニック半島に!」を合言葉に、楽しい、美味しいオーガニックな暮らしを発信しています。

渥美フーズは、企業理念「五方よし」を追求し、各構想を着実に実現することで、日本のアニマルウェルフェア、そして持続可能な社会の実現に大きく貢献しています。

関連サイト

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ビオ・あつみエピスリー豊橋店 TEL: 0532-69-5544